スカー、かっこよすぎんか。
BLEACH千年血戦篇をようやく見終えました。
まだ見てなかったんかい、という感じですが、ええ、まだ見てなかったんですよ。年末年始ぶっ倒れていたのもあるんですが、さまざまな……なんか……いろんな感情を整理してからでないと見られない回があったので、4話ほど溜めて一気に見ました。
黒崎夫妻の過去の物語がすごく好きで、11話の冒頭、タイトルである『EVERYTHING BUT THE RAIN』が表示されただけでボロボロに泣きました。「雨が降っている」というだけで泣くことはあんまりない気がします。
1、2を争うほど大好きな真咲さんの巻頭ポエムが分割されてたのも良かった。彼女を太陽と例えることが出来るのは彼女以外の人なので、読み上げるのなら本人ではなく第三者、それも黒崎真咲を愛する者であるべきなんですよね。わかるわかる。ありがとう。
アニメを見終えたので改めてOP曲である『スカー』を聞いていたのですが、聞けば聞くほどカッコいい。魂(こころ)が震える。
EXの『Rapport』、ごくいめいめいへん(なぜか変換できない)の『タナトフォビア』もそれぞれ素晴らしいんですけど、映像もあいまってはじめて聞いたときからずーっとドキドキしています。
2クールめ、どんなOPになるんだろう。きっと今のこのドキドキをさらに上回ってくれるという期待と確信がある。すごいことだ。
そもそもBLEACHのOPは好きなものが多いんですよね。旧アニメのOP映像を順番に流して、同世代の友人たちと「なつかし~!」と言うだけの時間を作りたいです。DVDつきのベストアルバムが家のどこかにあるはずなんだけど、弟が買ったものなのでマジでどこにあるか分からん。売り払った可能性もある。NARUTOみたいに公式Youtubeで全部公開してほしいなぁ。
みんなはどのOPが好き? 私はなんやかんやで『乱舞のメロディ』が一番好きかもしれない。はじめて見たときに、「夕方のアニメのOPでこんなことして良いんだ……!」って衝撃を受けたのをよく覚えています。BLEACHのオサレを全力でやってくれていた。
『D-technoLife』や『一輪の花』も尸魂界篇の根幹を支えてくれた名曲だと思いますし、『ALONES』『Velonica』は言わずもがな、『chAngE』もめちゃめちゃ好きだ~。
BLEACHと音楽って切り離せないところにあるんですよね。
『ブリコン』という、登場人物たちがOPやEDを歌うアルバムが出てるんですが(一護が『アスタリスク』を歌ったり、六番隊が『千の夜を越えて』を歌ったりする)(太字で失礼します)それもめちゃめちゃ良くって、特に狛村わんわんの歌う『光のロック』は最高に痺れたし購入した当時本当に泣きました。いまも泣いちゃう。
私はサンボマスターがそもそも大好きで、カバーアルバムとかも持ってるんですが、わんわんの光のロックがサンボのカバーで一番良いとすら思っています。東仙要がこの世にいないことを思うとマジでつらい。千年血戦篇のわんわんの処遇もキツすぎて目の前が真っ暗になってしまう。
話が長くなってきた。いいぞいいぞ。
ともかく、BLAECHには思い入れのある楽曲がたくさんあるんですけど、その中でも『Rapport』と『スカ―』はぶち抜けているのですごいなぁと思います。後発でここまで「これがBLEACHだ!!!!」と主張してくる音と歌詞。えぐい。
みんなは『Rapport』の歌詞のどの部分に一番BLEACHを感じる? 私ははじめてあの曲の歌詞を見たときにすべてがBLEACHすぎてちょっと泣いちゃったんだけど、改めて具体的にどこがBLEACHなんだろう? って考えると、意外とぱっと答えが出てこない。
「心だと知ったんだ」はウルキオラすぎて逆にくさいくらいだと思ってるし(千年血戦篇の特殊ED、あそこでウルキオラの映像流したのはさすがにそのまんますぎんか!? ってなったし、でもウルキオラ以外だったらそれはそれでなんも分かってないやつが作ったんか!? ってなったと思うので難しいですよね)、「見えないものを見たんだ」とか「その矢印の向きを、この胸の奥に集めて」とかもめちゃめちゃBLEACH……ぐう……ってなっちゃうんだけど、だからといってBLEACHというスタイリッシュかつキレキレの言葉が行き交う作中で『Rapport』がそのまま登場したことなんてまったくなくて、BLEACHという作品を吸い込んで、吸い込んで、そこから丁寧に抽出された結果があの楽曲だというのが本当にすごい。久保帯人先生と同等のオサレ力(おされぢから)が音楽としてそこに展開している。かっこよすぎる。
ちょっとだんだんなんの話か分かんなくなってきちゃった。
2クールめもキタニ氏に担当してほしいんですけど、どうなんでしょうね。
ゆっくりとのんびりとおしゃべり
友人のねこけーかさんと週一でスペースラジオをやっているんですが、それがとても楽しい。
先日やった新年あけましておめでと回の冒頭で「まだ喉が本調子じゃないから今日は30分くらいで終わろう」と言ったのはもちろん振りで、まあ全然喋る気満々だったんですけど、そもそも実をいうと年始にねこさんと一度会っていて、肉を食いケーキを食い、たぶん5時間くらい喋り倒してるんですよね。「スペースで話すことなくなるんちゃうか」と言いながら。いや全然なくならんやないか。どないなっとんねん。
そもそもおしゃべりが好きなんだけど、ずーっと喋ってて飽きない友だちがいるというのは幸せなことだなぁと心底思います。大事にしよう。本当に。
気の合う友人たちとおしゃべりをしているとき、「すごく楽しかった」という記憶だけが残って、「具体的になんの話をして、なににあんなに笑っていたのかイマイチ覚えてない」というような現象がまま起きることが残念だなぁと思っていたんですよ。ずっと、どこかに記録しておきたいなと思ってた。
なのでスペースの録音を聞き返すのが本当に楽しいし、どうにかして老後の自分に届けたいな~。前も言ったけど、私たちが60を過ぎたころも、MP3って聞けるんだろうか? 聞けないとして、上手に変換できるかな。あやしいな。がんばろう。
録音を聞いているともちろん反省するところもあります。
前回なんかは終わった後にねこさんが「いつも以上に言葉不明瞭だった」って言ってて、私は「そうかな?」と思ってたんだけど、聞き返すとたしかにちょくちょくよく分からないことを言っていて、録音を聞いている私は「ん? いまのどういう意味?」と感じるんだけど、録音の中の私は特に聞き返すこともなくちゃんと飲み込んで理解しているようで、なんの滞りもなく会話が進んでいてだいぶ面白かったです。
でもこういうのは良くないんだよな。ねこさんが意味わからんことを言っているときは、ちゃんと「いや私は分かるけど普通は分からんやろ」と気づいて、なんか上手いことスムーズに言語化をサポートしていきたい。私が不明瞭なこと言ってるときには、ねこさんに整理して貰いたいし。
そうしないと老後に聞いたときにマジでわけわからん音声になっている可能性がある。それはそれで面白そうだけど。
以上です。
なんかちょっと長くなっちゃったかも。キーボードを叩くのが楽しいのは良いことですね。
前回のスペースのログはこちら。
— ヒトハ (@ito_ha) January 7, 2023
ヒトハチャンすぐ泣く。
スカーを聞きながらあまりのカッコ良さに震えつつ、ふとかまどさんが「自分にとってのヒーローは、Aという最悪とBという最悪のふたつの選択肢しかない時に、思いもしなかったCという選択肢を与えてくれる人」みたいなことを言っていたのを思い出し、ワヒロ!!ってなって泣いた。頭の中ぐちゃぐちゃ。
— ヒトハ (@ito_ha) January 8, 2023